2009-04-13

【感想】「天才!成功する人々の法則(プルーフ版)」マルコム・グラッドウェル著 勝間和代訳

先日、勝間和代さんの講演会の際に少しお話しされていた「Outliers(=邦題「天才!成功する人々の法則」)のプルーフ版を読んだ。

成功は個人の資質だけではない、という新しい視点から、データを元に解明していく成功論。

プロローグでのペンシルバニアにある街の紹介。信じられない事実。
第1章の今まで私が何の疑問もなく、信じていた天才の定義、それが大きな間違いだということに気付かされる。成功者に共通にのある偶然。タイミング。
第2章の一万時間の法則。
一万時間=1日8時間1年240日で換算すると、5.2年。
5.2年がむしゃらに仕事すると、1人前になる?

ビル・ジョイでいうミシガン大学
ビートルズでいうハンブルク
ビルゲイツでいうレイクサイド校
私だったら?

驚きの連続、と、同時にどうすれば我が子が成功者になれるか、と考えさせられながら読み進めてしまう。

マルコム・グラッドウェルの説によると、うちの子は学業において圧倒的に不利だ。
が、この子たちが成功しなかったとしても、少なくとも「知らなかった!」と後悔したくない。

なぜ成功したのか、しなかったのか。しなかったのなら、これから成功するにはどうしたらよいのか、それを認識する為にも一読しておきたい。

※アウトライアー・・・統計用語の「外れ値」。中心やその近くの集団から、著しくかけ離れた地点や、まったく異なる分類に位置する存在のこと。

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