マラソンコースを目の前に眺める銀座の教文堂にて、会社に人生を預けるな発売記念の講演会とサイン会が行われたので参加した。
この本は「お金は銀行に預けるな」の姉妹本で、「お金~」を出版するときには気がつかなかった「リスク」に対する世間の人たちと勝間さんの認識の違いについて、更に詳しく説明した本だそうだ。
「リスク」という言葉を英辞書で引くと、チャンスの意味も包括しており、決して危険だけではない。
ワークライフバランスという言葉が広まり、やりたい人は多いが、そういう類の本は売れない、それはなぜかと考えると、終身雇用が壁になっている。終身雇用であるから辞めないし、会社もそういう人達にはサービスしない。一方で妊娠・出産を機に辞める女性は、会社にとって好都合で、女性はいったん辞めてしまうと、終身雇用が故に次がない。
リスク・リテラシーはエクスポージャーともいうが、そのリスクを冒すことにより、どのくらいのリターンが帰ってくるのかを判断するもの。エクスポージャー=http://keizaijouhou.com/2006/04/post_2443.html
例えばガンの発生原因である免疫低下を防ぐには、免疫低下を引き起こす低体温を回避する。
低体温にならない為に、自転車に乗ることで運動する、湯船に浸かるなどをする。
自転車に乗ると、事故に合う確率は上がるがガンになる確率と比較し、リスクを知った上で選択する。
自分の頭で考えるということが大事。
今、勝間さんはマルコム・グラッドウェルの 「Outliers」(5 月発売予定)という本の翻訳にかかっているそうだが、それに書かれてあることには、同IQの人で成功する人と失敗する人の違いは、リスクを取ってもいいと幼少期に教育されているかの違いだそうだ。
他
- お上の決定は適当だ。最高の意思決定機関であるはずなのに言いっぱなしで、そこで決まったことに実行の義務なし。
- 過去に取らなかったリスクへのリターンが今来ている
- 大企業の社長は経営のプロでもなんでもない。広範に情報収集しない、意思決定の訓練がなされていない。
- 官僚は自分の生活を守るため、余計な法律や天下りの仕組みを作っている。
- 政治家が変わっても、政策を書いて実行しているのは官僚
- 終身雇用について86.1%の人が賛成である
- アンダーセン→10~15%トレーニングに割いている
- 勝間さん、独立後、会社員時代と同じだけ稼ぐのに、労働はおよそ4分の1で済んでいる。
サインをいただく時に質問をしました。
私:「勝間さんが感銘を受けた会社社長を実名で教えてください!」
勝間さん:「小さな会社が多いです。」「南場智子さんなんか好きです。」「大企業には、いるかなー…?」
以上です。
【単語メモ】知識がない為、脳がスキップしてました。
バリューチェーン
明治維新
イデオロギー
第2次世界大戦
軍国主義=官僚主義
既得権の受益者
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